働くまでの道のり
スマートフォンやパソコンが普及し、日々様々なITサービスが展開されています。IT業界では開発競争がますます激しくなると同時に、常に人材の不足に頭を抱えているのが現状です。そして、IT派遣エンジニアの需要も高まる一方です。ここでは、ITエンジニアが実際にIT派遣で働き始めるための道のりを具体的に解説します。
まずは派遣会社の登録会に参加
IT派遣エンジニアになるためにはまず派遣会社の登録会に参加し、自分自身の情報を登録することから始めます。派遣会社によってはわざわざ会社へ行かなくてもインターネットで登録を完了させられるところもあります。まずは登録を希望する派遣会社のホームページを見て、登録への流れがどうなっているのかを確認し、登録会があれば電話等で参加予約をしましょう。予約をしたら実際に派遣会社へ行き登録手続きを済ませます。
登録の他にも各種説明会や自身のスキルやキャリアに関するカウンセリングが行われることもあります。手続きの時間は会社によって異なりますが、大体2時間程度見ておくと良いでしょう。また、自身のキャリアやスキルを説明できるようにまとめておくなど、あらかじめ準備をしてください。
派遣会社からの仕事の紹介
派遣会社への登録が完了すると、派遣会社が保有する案件から登録情報をもとにあなたに合った仕事を紹介してくれます。紹介される仕事は2つに分けられます。
1つ目はマッチングを重視した仕事です。これは登録会で伝えた経験やスキルをもとにして、それを最大限に生かすことができる仕事を派遣会社が探して紹介するということになります。キャリアアップを目指した仕事の紹介もこれに含まれます。
2つ目は登録会で伝えた自分の要望を重視した仕事の紹介です。これらの仕事はインターネットやメール、電話で紹介してもらえることになります。紹介してもらえる仕事は派遣会社が保有している案件になりますので、良い仕事を紹介してもらえるか否かはどの派遣会社を選ぶかが大切になってくるでしょう。
各種手続きと派遣先への就業
仕事が決まったら様々な手続きを行います。入社に関する書類への記入の他に、給料に関する手続きもここで行われます。派遣エンジニアの場合は個人情報を取り扱うケースが非常に多いため、機密保持といったセキュリティ面や就業中の決め事、派遣先企業のコンプライアンスに関する研修や確認が行われることもあります。初めての派遣の仕事は大変緊張するかと思いますが、派遣会社によっては担当がついてサポートをしてくれるところもあります。もし心配事があるという方はサポートをしっかり行ってくれる派遣会社を選ぶことをおすすめします。
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