職種と仕事概要

職種と仕事概要最近エンジニアを職業とする人が増えてきています。エンジニアとは技術者のことを総称的に呼ぶものですから、何を専門にしているかによってエンジニアは色々な種類に分けることができます。「エンジニア派遣」も同じで、専門によって種類が分かれており仕事内容もそれぞれ異なります。ここではエンジニアの仕事内容を職種別に見ていきたいと思います。

システムエンジニア（SE）

システムエンジニアはシステムの設計や開発およびテストを行います。クライアントからの要求を実現するために話し合いをし、仕様書を作成して設計を行います。続いてプログラミングによりプログラムを作成し、動作のテストを行います。システム開発のうち、前半の設計を行う仕事を上流工程と呼びますが、これに携わるためには開発部門やネットワーク部門をまとめてプロジェクトを指揮する力が求められます。プログラマーという職業もありますが、これはSEが書いた仕様書にもとづきプログラムを組むのが仕事になります。MCSEや情報処理技術者上級資格といった資格の保有者は優遇されるでしょう。

ネットワークエンジニア

ネットワークインフラの設計を行うのがネットワークエンジニアです。ネットワークに関する知識を持ち、コストと効果のバランスの取れたルーティングを設計できることが求められます。ネットワークやサーバーの監視については運用監視を専門に行う担当者がおり、交代制で勤務しているケースが多く見られます。CISCOの資格を保有していると優遇されます（運用監視の仕事は未経験でも可能です）。

データベースエンジニア

データベースの設計やチューニングを行うのがデータベースエンジニアです。どの企業でもデータ活用を行うようになり、扱うデータは増え続けています。その中から必要に応じてデータをすぐに取り出せるようなシステムを設計、構築することが求められます。サーバーではOracleやMicrosoft SQL Serverがよく使われることもあるため、Oracleの資格を持っていると有利になるでしょう。

ITコンサルタント

企業に必要かつ最適なシステムを提案するのがITコンサルタントです。設計から開発、テストまでのプロセスを企画提案し、実現していきます。技術的な知識が必要とされるだけでなく、全体を統括するマネージメント能力やコンサルタントとしての適性も必要になります。収入が高く、年収1千万円以上という人もいます。

資格を取得するには

ここまでエンジニアの仕事内容を見てきましたが、専門性を求められる仕事をするには関連する資格を持っていたほうが優遇されることがおわかりいただけたかと思います。資格の取得に関しては独学で勉強するよりもスクールなどを活用したほうが効率良く進められるでしょう。
エンジニア職に就くなら基本情報技術者の資格を持っていると有利です。おすすめのスクールは、基本情報技術者試験が取れる「資格スクール大栄」です。社会人を対象としたスクールで、働きながらでも資格が取得できるようカリキュラムが組まれています。

資格スクール大栄はこれから独立開業したいという方や、もちろん学生の方も学ぶことができます。